20年以上前のスーツの直しを考えてる方に伝えたいのは、スーツを全体に直すと相当高額になるという事。
直す内容にもよりますが、私がリフォームショップの店員だった時には、スーツ上下のお直し代が5万円位!
すべて直すと8万円くらいになる事も!
新しいスーツが買える金額で直しても、今のデザインには、ならない事が多いのも事実です。
中途半端にお直ししない!
直したいスーツの価値を見出す事が大切だと思います。
今回は、スーツを直しの料金や、お直しができない箇所などを投稿していきます。

直すべきか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
目次
ジャケットの直し
スーツのジャケット直しの料金とおススメ度です。
ダブルからシングルにするとスッキリしますが、衿の大きさが残ると思います。
直し箇所
料 金
おススメ度
- 肩幅つめ
- 着丈つめ
- 袖巾つめ
- 身幅つめ
- ダブルからシングルに
- 12,000円~
- 8,000円~18,000円
- 6,000円~
- 8,000円~
- 35,000円~
- ☆☆☆☆
- ☆☆☆
- ☆☆
- ☆☆☆
- ☆



AH(袖くり)が広い場合は、あまり小さくならないです。
スラックスの直し
以前のスラックスは、ツータックの太いデザインをノータックにする事も可能。
しかし、また上の深さが残る事がほとんどです。
直し箇所
料 金
おススメ度
- ウエストつめ
- 渡り巾つめ
- タックをなくす
- 全体につめる
- 3,500円~
- 4,000円~
- 15,000円~
- 9,000円~
- ☆☆☆☆
- ☆☆☆
- ☆
- ☆☆☆



タックをなくしても、あまりスッキリしません。
おススメしない直し
デザインが以前のスーツで、あまりオススメできないお直しです。
(デザインが今の物に近いスーツは、スッキリしてきます。)
- ジャケット ダブルからシングル
- スラックス ツータックなくす
- ジャケット 衿巾つめ
- お直し料金が高い。衿巾がスッキリしない。
- 股上が浅くできない。
- 長さが変えれない。
まとめ
思い入れがあるスーツを着続ける事は、大切な事だと思います。
ただ今のデザインに近づけるのは難しく、元のデザインを活かしつつ、残ったシルエットもバランスよく直せるのなら価値があります。
高いお直し代を出して着る価値のあるスーツにする時は、お直し屋をよく吟味してください。