メンズジャケット袖丈つめの料金が意外と高額!
以前リフォームショップ店員のIKUから、直しの内容からメンズのジャケットの袖丈つめについて解説します。
実は、ジャケットの袖丈の直しをリフォームショップへ持ち込んだ方は、意外と少ないです。
袖丈の直しは購入時に依頼するのがほとんど!店舗で採寸と料金の説明があると思うので、ここではリフォームショップへ持ち込んだ時の対応と料金の話をします。

依頼の仕方で安くなる事もあるので、要チェック‼
ジャケットの袖丈のデザイン
ジャケットのデザインは大きく分けて3種類
基本のデザイン
- レギュラー(あきみせ) 飾りのホールで開閉できない
- 本開き(本切羽) ボタンホール仕上げで開閉ができる仕様
- アキナシ(筒袖) 筒袖でボタンがあり ボタンなし
デザインによって料金が変わるのですが、基本現状の仕上がりと同じデザインで直します。
お直し店でのジャケット袖丈つめは、こんな感じ!
リフォームショップは沢山ありますが、持ち込まれた商品の受付はだいたい流れは同じです。
リフォームショップの受付
- 持ち込まれたジャケットの袖丈のデザインを見て、おおよその料金を説明。
- フィッティングを希望される場合は、ピン打ちをして長さを決める。
- お直しの仕上げ方法の説明。
- 料金決定。
- 納期の説明。
ポイントはフィッティングをするか、しないかです。
フィッティング可能な店舗は、フィッティング有り無しで料金は変わらないので、フィッティングはするべき!
詰める長さや、詰める箇所で料金の違いや納期が変わる事もあり!!
袖口で詰めることができない本開きのデザインは、袖山から詰める事になり一万円以上の修理代になります。



袖山で直せる長さは基本5㎝まで!
(デザインによって例外あり)
デザインの追加料金
開きみせのデザインは、袖丈の基本料金にプラスになる事がほとんど‼
ジャケットの袖丈料金は本開き仕様のお直し代は、6,000円~5,000円くらいかかります。
本開き仕様(ボタンホールあり)の仕様でなければ、4,000円~5,000円。
そこに追加料金がプラス。
- 本開き仕様ボタンホール(ボタンの数片側3~4個) +2,200円~4,400円
- ステッチ (下の左図) +1,100円
- ガクブチ仕様 (下の右図) +1100円
- パイピング (袖裏地がない時に多 +1,100円
料金は目安です。


まとめ
袖丈詰めは、プラス料金になる デザインはなるべくなくす! のがポイント‼
(ガクブチ仕様もパイピングも表からは、見えないので見た目は変わらない)
袖丈詰めの納期は、最短でも一週間。 通常は二週間かかります。
ジャケットは購入時にお直し代の確認を忘れずに‼
袖山で直す場合は、技術の差がでるので信頼できるリフォームショップへ持ち込みするのがオススメです。