出先で、ズボンの裾がほどけてきて困ったことありませんか?
少しほどけていただけなのに、どんどん糸が出てきて一周とれてしまって、針と糸を購入する事になったり、ズボンをはく時に、ほどけている所に足が入ってしまったり・・・
購入して間もないのに、ほどけてきてしまう事もあります。
原因は、ループ状になっている所がほどけ、糸が出て引っ張った事が多いです。
中には縫製の段階で、糸がきちんと止めてなく、ほどけてきてしまう事もあります。
目次
ズボンの裾 糸が出てきた時の対処方法と防止する策
ほどける裾の仕上げ方法
ほどけてきてしまう裾の仕上げは、すくいミシン(ルイス)です。ほとんどこの仕上げ方法です。
シングル(裏で一折りしてまつり)やダブル(表に折り上げている)裾のまつりミシン。
チェーンの様に引っ張ると、スルスルほどけていく仕組み。
裾のまつり糸が出てきた時
糸は引っ張ってはだめ!どんどんほどけてきます。
- まずは、ほどけるのが進まないようにします。
- ループ状になっている所に、出てきた糸を通す。
- 分からない時は、ループのところを引っ張ってください。

自分で直すには?
自分で直す時は、手まつりになります。
使えるようなら、出てきた糸を使うのがベスト!
- 糸は、なるべく細い糸を使う。
- まつる間隔は、大きくしない。
- 表にひびかない様に、薄く生地をすくってまつる。
とりあえずの応急処置
- 安全ピンで数ヶ所とめる。
- 両側(内・外)の縫い代を縦に安全ピンでとめて、前後だけまつる。
- 裾上げテープで止める。
まとめ
裾のまつりがとれている事に気が付いた時には、すぐに直す!
ミシンで裾まつりがしてあるズボンは、糸が出てきて引っ張ると、まつりがとれヘム(裏に曲げてある布)がおちてします。
ズボンの裾が取れにくいのは、手でまつる事。
購入時のお直しに手まつりの指定をするか、すくいミシンを二周してもらってもいいです。
しばらく着用してからの直しは、お直しだけでも1,000円位はかかります。
ほどけている間隔が少ないうちに、手まつりしてみてください。